解剖
roku
										霊きゅう車と億りびと
									
								
										私は、ついあごに手を当てたり、目尻をさわったり、髪に触れたりするクセがあった。無意識にやってしまうんですよね。
でも、霊柩車の仕事を始めてからは、このクセを意識してやめるようにした。この仕事で怖いのは感染症などの衛生リスクだ。自分の身は自分で守らないといけないし、自分の身を守る事は家にいる家族を守る事でもあるからだ。
ちょっと神経質すぎるかもしれないけれど、大事なことだと思うのです。