株はいつ買うの？

株って、安く買って高く売る。やっぱりこれが基本です。
でも、私の場合は配当金が主な目的なので、少し違っていて、
「安く買って持ち続ける」ということになります。

どうせ売らないなら、いつ買っても同じようにも思えますが、
高いところで買うとやはり問題が起こります。
その問題は次の2つです。
１）含み損を抱える可能性がある
２）買える株数が少なくなる

ですから、やはり安いところで買うに越したことはありません。

安いところで買えば、強い握力でその株を持ち続けることができます。
多少の値下がりがあっても動じず、長い目で見て保有を続けられるのです。

では、安いところとはどんな場所でしょうか？
それは一言で言えば「怖いところ」です。
中長期チャートで下がり続けている時に、「これ以上下がったら怖い」と感じるような局面です。
高値で掴んだ人の気持ちを想像し、「どこまで下がったら手放したくなるのか？」と考えてみるのです。
そんなとき、出来高を伴って株価が急落する場面があったら、そこは狙い目かもしれません。
ただ、そんなタイミングは多くはなく、待ち切れないときも多々あります。
ですから、私は下落を受け入れながら少しずつ買っていくようにしています。

ただし、これはあくまで“タイミング”の話であって、
もっと大事なのは、しっかりと銘柄を選ぶことだと思います。
しっかりした銘柄選定があってこそのタイミングなのです。

株なんて、所詮は上がることを期待したギャンブルのようなものかもしれません。
たとえ狙い通りに買えたとしても、更に下落することはよくあることです。
でも、その“ギャンブルの要素”を少しでも減らす努力を重ねたら、
成功の確率は確実に上がると思います。

私は、そこを追求していきたいのです。
これまでも、そしてこれからも。
相場は私にとって、人生の勉強そのものです。