病院の霊安室での長期安置について
roku
霊きゅう車と億りびと
今日は、先輩と一緒に行動しました。
ご自宅で亡くなられた方であったため、搬送は行わず、ご自宅での安置のみを担当しました。
ご自宅に伺うと、故人はベッドにいました。私たちは北枕にお顔の向きを変え、お布団の準備をするなど、一連の処置を行いました。
その時、ベッド周りのスペースは限られており、枕飾りを置く場所の確保に困りました。
その時、私はベッドの横に小さめのタンスがあり、その上にテレビが置かれていることに気づきました。そこで、テレビを一時的に移動して、その場所に枕飾りを設置してはどうかとご提案したところ、ご遺族から「ナイスアイデアですね」とおっしゃって頂きました。
私たちはタンスを白布で覆い、その上に枕飾りを準備すると、ご遺族にも安心していただけた様子でした。
自分からご提案でき、少し嬉しく感じた瞬間でした。
また、準備を進める中でいくつか確認事項がありましたので、先輩を立てる形で
「こちらについては、すでにご確認されていますでしょうか?」
などと、ご遺族への確認を促しました。
その点についても、先輩から「よく気がつくな」と言っていただき、帰りの車内では「もう一人で大丈夫だな」とも声をかけてくださいました。
ご遺族からだけでなく、先輩からも温かい言葉をいただき、少し救われた気持ちになりました。ご遺族、先輩ともにとても良い方々であり、そのお人柄にも助けられたのだと思います。
普段は、さまざまな場面で指摘を受けることも多いのですが、この日は前向きな気持ちで業務を終えることができました。
これからも調子に乗ることなく、謙虚な姿勢を忘れず、この仕事に向き合っていきたいと、改めて感じました。