通夜搬送
roku
霊きゅう車と億りびと
まだ研修中ですが、先輩に同行して初めてご遺体に関わる経験をしました。
日時:2025年8月
搬送内容: 某病院 → 安置所
病院に到着し駐車場で待機していると、少し遅れて葬祭担当も到着。
一緒に正面で受付を済ませ、霊安室の前に霊柩車を付けました。
霊安室にはご遺体とご遺族がいらっしゃいました。
ご遺体はご高齢の女性で、とてもきれいで優しい顔をしており、
ご遺族は静かに見守っていました。
葬祭担当がご遺族と今後の対応を話した後、
私はストレッチャにご遺体を丁寧にお乗せして布団に収め、霊安室を後にしました。
多くの先生、看護師の間を緊張しながら通り、
霊柩車まで移動して車両にお乗せしました。
その後ハザードをつけながらゆっくりと走り出し、安置所に向かい安置を終えました。
改めて振り返ると、ご遺体は本当にやさしい表情をしていて、その姿を見ているうちに思わず涙が溢れてしまいました。
理由は自分でもよく分かりません。
作業自体はなんとか一連の流れをこなしたが、
うまく出来なかった部分もあり、次回に活かすべき反省点も多々あった。
今後も経験を積む中で、緊張や感動はそのままに作業の精度を高めていきたいです。