🚗初任運転者の適性検査を受けて
roku
霊きゅう車と億りびと
夜の病院は、昼間とはまったく違う静けさに包まれます。
灯りの少ない通路も多く、場所によってはほとんど真っ暗なこともあります。
ご遺族を救急から霊安室までご案内するとき、私はこの暗さと静けさを意識します。
悲しみや混乱の中にあるご遺族にとって、その道のりはとても長く、心細く感じられるからです。
ご案内の際には、足元のちょっとした段差や路面の凹凸にも十分注意が必要です。
特にお年寄りのご遺族の場合、歩調を合わせて、ゆっくり丁寧に声をかけながら進むことを心がけます。
たとえば「少し段差があります」「ここで右に曲がります」と、短い言葉でも安心につながります。
葬儀の現場では、技術や作法も大切ですが、
こうしたちょっとした配慮や心遣いも、ご遺族を支える大切なことだと感じます。
安全と安心を提供することが、信頼につながると信じて、
これからもご案内していきます。