2025年10月

🌙夜の救急から霊安室までのご案内

roku

夜の病院は、昼間とはまったく違う静けさに包まれます。
灯りの少ない通路も多く、場所によってはほとんど真っ暗なこともあります。

ご遺族を救急から霊安室までご案内するとき、私はこの暗さと静けさを意識します。
悲しみや混乱の中にあるご遺族にとって、その道のりはとても長く、心細く感じられるからです。

ご案内の際には、足元のちょっとした段差や路面の凹凸にも十分注意が必要です。
特にお年寄りのご遺族の場合、歩調を合わせて、ゆっくり丁寧に声をかけながら進むことを心がけます。
たとえば「少し段差があります」「ここで右に曲がります」と、短い言葉でも安心につながります。

葬儀の現場では、技術や作法も大切ですが、
こうしたちょっとした配慮や心遣いも、ご遺族を支える大切なことだと感じます。

安全と安心を提供することが、信頼につながると信じて、
これからもご案内していきます。

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